勿 忘 草 ー記憶喪失の恋ー【下】


「桜小路さんなら仕方ないわよね~。」


卒業生や、全校生徒に囲まれていた。


そして、落ちてくるのは指輪のダイアのように小さく瞬く桜の花びら。


「お前たち聞いてたのかよ…!」


「最初からな!」
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