勿 忘 草 ー記憶喪失の恋ー【下】


「なぁ、明日どうせ学校で会えるだろ?絆奈はもう寝ろ。」


「えぇ!?寝ろってまだ起きたばっかりだよ!?まだ10時前だよ!?」


「うるさい、黙って寝とけ。」


ーチュッ。


「っ…!」


神門先輩は軽く絆奈のおでこにキスをした。
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