お隣さまは俺様王子
隣の席の王子さま
学校につくとクラス表がはってあった。
えーっと
春風桜はっと
「あった二組だ!」
そうさけんでいると
後ろにいた英士が
「あっ、おれも二組だ!」
マジ?ウソーまたこいつと同じクラスかよ。
「さーくらちゃん。心の声がだだもれだよ、なにが、げっだ」
おれの心の声がだだもれだったらしく英士がめっちゃにらんでる!
やばい
おれはそうサッチして、教室へ走って逃げた。
教室へつくとおれは寝不足だったので机に顔をふせ爆睡した。
寝ていると
急に「キャー」という女の声が聞こえた。
後ろを見ると女に囲まれた英士がいた。
いつもは助けるけど今日は眠いからいいか、そう思っているとまた女の「キャー」という声が聞こえた。
もういちど後ろを見ると
英士と同じ位のイケメンが二人立っていた。
そいつが女子に
「おはよう。」
すると「キャー」
女子が甲高い声を上げ次々と倒れていく。
コツコツ
誰かが隣の席に座った。
横をみると、
…………えっ?えっ?えっ?
優しそうなイケメンが右に可愛らしい男の子が左の席にすわった。
「おはよう。」
優しそうなイケメンが声をかけてきた。
「おはよう。」
そう挨拶し返すと…
「君、英士の幼なじみだよね。」
えっ?英士の友達か?
「あんた、英士の友達?」
あははっ。
イケメンは笑って
「君、本当に面白いね。英士がきにいるのも分かるよ。」
「おいっ、暖人余計な事言うじゃねぇよ」
英士はそういっておれの後ろの席に座った。
なんかえらい人たちに囲まれて高校生活がはじまった。