お隣さまは俺様王子



「んんっ。」



桜が目を覚ました。



桜は俺達が思ってもいなかったことを言った



「あの時と同じ」


あの時って・・・・・・



まさか



思い出したのか




「思い出したの?」


海がきくと


「ごめん、全部は思いだしたわけじゃないんだ」


そういった桜。



俺はまたかなしくなった




でも




「かい!えいじ!はる!たい!ただいま」



えっ?



今、俺たちの事を




俺のさっきの悲しみなんて


どこかへいったみたいに

うれしさでいっぱいになり


桜にだきついた。


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