今日からヤンキー君の彼女です。


「保健室行くよ…」


あたしは黙って青弥の腕を引いた。




「ぃてっ!」



「えっ?あ、ごめんっ!」

痛いはずなのに引っ張っちゃった…。




「いや、大丈夫」


あたしの目を見ない。



その理由は何となく分かっていた。
< 352 / 429 >

この作品をシェア

pagetop