今日からヤンキー君の彼女です。


―ガチャ…



「…青弥。佑くん」


光はカンが良い方だ。

もう薄々気づいてるんだろうな。





「…喧嘩、したんでしょ?」


静かに振り返る青弥の、痛々しい頬の痣が目に入る。


ほんと喋るだけで痛そうだ。
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