今日からヤンキー君の彼女です。
でも…、無愛想なくせに優しいところもあったし。
いつのまにか好きになってた。
けど…、今の青弥…あたし全然知らないよ。
「この道、二人で帰るの久しぶりだね」
話しだしたのは光だった。
「確かに」
ふと、いつかのお母さんからのお使いで買いに行ったスーパーが目に入る。
そういえば…、あの時原高のヤンキーに当たっちゃって…。
それで確か、自転車のせいで買った野菜がヤンキーの頭に吹っ飛んでいったんだよね。