私の王子様は新入社員!?2nd~元カレエリートの恋愛事情~
 俺はタクシーで…辛うじて部屋に戻った。


 隣には美古ちゃんが居た…


 二人で酒の匂いを漂よわせ…キスを交わした。


 互いの酒の匂いで更に…酔いそうな勢いーー


 部屋まで連れて来て…何もしないのは…男として情けないと思ったが…


 相手にしては若過ぎるとも思っていた。


 でも…それ以上は記憶が飛んでしまった…





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 「……」


 ベットのサイドテーブルの時計のアラームが鳴り響く。


 俺は身体を起こして…手を伸ばし…アラームを止める。


 「……ダメだ…飲み過ぎた……」


 俺は激しい頭痛と格闘しながら…再び、サイドテーブルに手を伸ばして眼鏡を手に取る。

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