私の王子様は新入社員!?2nd~元カレエリートの恋愛事情~
 しかし気になる彼女のYシャツ姿。


 その上…ソファーの上で胡坐をかいている。


 「その座り方は…はしたないぞ!それに今のカッコといい昨日のカッコ…
君は露出が激し過ぎる…いかにも…それでは自分から…誘惑しているような雰囲気があるぞ」


 「だから襲ったわけ??」


 「な、ななっ…!?俺は…」


 俺は自分から墓穴を掘りに行った。


 「…ねえ~透真ってさ~化粧するの??」


 美古ちゃんはテーブルの上に散らばった口紅を1本手にする。


 それはフランスで売り出されている自社のサンプルの口紅だった。


 俺は記念にサンプルを根こそぎ…持ち帰ってきた。

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