私の王子様は新入社員!?2nd~元カレエリートの恋愛事情~
私たちはベットでもう一度…肌を重ねた。


眼鏡を外すと…透真はよく見えないのか…目を細めて…私を見つめる。


「……お前が…別れるなんて言うから悪いんだ…二度とそんなコトは…言うな…」


透真は途切れ途切れに…私を責める。

でも…瞳と声は切なげ…
上から目線で自信に満ちた透真が別人に豹変していた。


「……ゴメン…」


「…分かればいい…」


細めた瞳は私を優しく…見つめていた。


そして大きく骨ばった手は私の肩を抱き寄せる。


「……」





 



< 42 / 290 >

この作品をシェア

pagetop