私の王子様は新入社員!?2nd~元カレエリートの恋愛事情~

 「時間と場所を教えろ…今回に限り参加する…」


 「えっ!?」


 鳩が豆鉄砲でも食らうような正岡の顔。


 「……それにこの資料…もう一度…書き直せ!」


 俺は正岡のデスクにバンと資料を叩きつける。


 「……は、はい…」


 正岡はビビりまくっていた。


 俺は仕事の上で妥協はしないーー

 それは他人に対してもそうだった。


 社内でも俺のコトを『鬼』とか『悪魔』とか『鉄仮面』と影で呼んでいた。


 

 

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