地味子と七人の王子達!?
〜第一章〜
「んー・・・・・・・・・」
朝・・・・・・か。
ドドドドドドッ・・・バンッ・・・!!
「おはよう。真希!」
地響きのような音を出しながら
私の部屋に無断で入ってきた、
異様に顔の整った男は
私にニコニコしながら近づいてくる。
「・・・おはよう、空-ソラ-(さっきの音は一体何だったんだ・・・?)」
「うん、おはよ!・・・あ「おぃ、空!!・・・貴様!!ふざけんなよ!!」」
おおっと・・・またもや顔の整った男が入って来たよ。
なにやらこっちは
相当お怒りのようで・・・
「お、おはよう。葵-アオイ-」
「ん?あ、おはよう。勝手に入って悪かったな・・・」
さっきとは打って変わって優しい顔つきの葵は空と違って常識人・・・
・・・それにしても・・・
さっきの怒りようは一体??
「・・・・・・葵?さっき凄い剣幕だったけど、どうしたの??」
私が聞くと
葵は「きにすんな。・・・どうせ後でわかる」
との事。
・・・まぁいっか。