地味子と七人の王子達!?
Let's Training
私は学校に電話をすると、すぐにトレーニングルームに向かった。
朝4時に部屋に着き、
あいつらの為の準備をする。
・・・・・・まぁ、とりあえずはこれでいいわね。
準備を終えると
時刻は5時を迎えようとしていた。
ーーー・・・ガチャッ・・・
「おはよう。五人共?」
五人はゆっくり部屋に入ってくる。
・・・ノロノロすんなよ・・・
・・・まぁ、いい。
今からその根性、鍛えなおしてやるわ。
私はため息をついて五人を見渡して・・・
ーーー・・・バシャッ
「「「「「は!?」」」」」
五人の顔面に水をぶっかけた。
「どう?冷水で顔を洗われた気分は。」
「お前・・・!ふざけんなよ!?何してくれんだよ!」
「冷水をぶっかけただけだけど?あぁ、大丈夫よ?響。一応綺麗な飲料水。」
「そういう意味じゃねぇよ!」
さらに青筋が浮かび上がってくる響は放置し、話かける
「で・・・あなたたち、目は醒めました?」
私は静かに微笑んだ。
「「「「「・・・は・・・ハイ。」」」」」
「そう、よかったわ。・・・んな顔してんじゃないわよ。低血圧で朝は苦手とか言い訳は聞かないわよ?次、こんなこと合ったら、水なんかで済むと思わないでよね。」
私がそう言うと
五人は青ざめたような顔で慌てて背筋を伸ばした。