地味子と七人の王子達!?





『・・・お母さんどうしたの?今日は何処で転んできたの?』



『なぁっ!?真希酷い・・・!今日は転んでなんかないわよ!!』


『・・・今日は、ね。今日は。』



『真希!?』



『まぁまぁ・・・しょうがないんじゃない?お母さん、一日に一回でも転ばない日。あった?』


そう
お母さんはかなりのドジで毎日毎日毎日毎日・・・
絶対どっかで一回は転んでくる。



『あるわよ!!・・・多分・・・?』



『・・・ま、私が物心ついた時からで考えても、ないよ。』



『・・・もぅいいわよー・・・それより!!・・・・・・あるの?』



・・・・・・何が?
訳もわからず首を傾げていると、



『だーかーらっ行きたい高校!』


少し飽きれたような、
急ぐような声で言われ



私は、あぁ・・・と考え始める。







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