ずっと心に君を
「私、神戸早紀。
あなた達は…新入生?」
「はい、そうです。
私が要遥香で
こっちが中原亜季です。」
「そっか!初めましてっ」
自己紹介が終わる頃
ケイは私たちから
少し離れた席に座った。
「もう、ケイどうしたの?!
ケイも早く自己紹介しなさいよ。」
とサキさんが言うと
ケイは私をじっと見て
「…アキ…」
と一言言った。
その場にいた3人ともが
驚いた顔をした。
「え、何??
ケイ知り合い??」
と翔太さんが言うと
ケイはゆっくり頷いた。