ずっと心に君を
写真サークルは自分の意志で
好きな時に活動できるそうだ。
高校の頃近くの唯一残るスタジオで
現像をやらせてもらってたから
暗室は難なく使いこなせるようになった。
次の日も私はサークルに顔を出した。
バイトの時間まで暇だったから
現像をしに来たのだ。
扉を開け先輩に一言挨拶をして
暗室に向かった。
すると暗室の扉には使用中の看板。
「はぁ、先越されたか。」
と突然後ろから声がした。
振り向くと部長さんがいた。