ずっと心に君を


部室につくと

いつも賑やかなその場所には

部長さんしかいなかった。



いつものように部長さんと

しばらく話してから



私は暗室に向かった。




部長さんもついてきて

暗室に入ると鍵をかけた。




暗室は防音扉のため

中の声が聞こえないから

何かあった時のために

扉の鍵はかけてはいけないと

初めに教えてもらったから

少し変だなと思ったが

その時はあまり深く気にしなかった。







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