【完】続・幼なじみはPLAY BOY




劇が終わり、家に帰れば、あたしは夕飯の支度を始めた。


「…んー…」

「直、眠い?」

そう聞くと、直は、コクコクと頷いた。

「じゃあ、ご飯できるまで寝な?」

「ぅん…」

か細い声で、直は返事をした。

あたしは棚から小さい直サイズの布団をリビングに敷いてあげた。

「ママ…さびしい?」

「…大丈夫だよ」



子供には…わかってしまうんだろうか。



< 15 / 86 >

この作品をシェア

pagetop