【完】続・幼なじみはPLAY BOY



「悪かったよ」

「ぇ…?」

「その…植村のこと。別にマジ抱き合ってたわけじゃないけど、不安にさせて」

陽太は、あたしをそっと抱きしめた。

こんな風に抱きしめてもらえるのは、本当に久しぶりで…。



思わず、涙が出そうだった。



「柚」


名前を呼ばれ、顔をあげると、陽太はそっとキスをした。


何度も…何度も。




< 19 / 86 >

この作品をシェア

pagetop