【完】続・幼なじみはPLAY BOY
「しっかし…お前も大変なお姫様に捕まったんだな」
「植村は…まぁ、勉強できるし、良いやつなんだけど…」
「お前に本気っぽいじゃん、その子」
「本気だから困るんだよ」
「ははっ! ぁ、おもしろいもの見せてやるよ」
「はぁ?」
「ほい」
俺は大地から一枚の二つに折り畳んである紙を受け取った。
「いや、お前から電話でその子の名前聞いた時、聞いた覚えあるなーって思ってたんだよ」
「…マジで…?」
「俺の親父弁護士だから、間違いなし。正真正銘本物、事実!」
「はぁーっ…お前は俺を困らせるのが好きなのかぁ…?」
「今更何言ってんだよっ!」
だって…お前…
「…最悪…」
あいつは…この事を知って、俺に近づいてきたんだろうか…