【完】SHOOT~あなただけのマネージャー~
「それに......」
何かを言おうと付け加える凌。
「最っ高に面白い日本史、俺が教えてやるから♪」
笑顔で言う凌と、嫌そうな顔をする玲王。
凌は日本史大好きだからね。
歴女ならぬ、歴男?
残り2週間しかない中間テストの為の勉強会でもある。
でも、中学生の郁斗たちには難しいだろうから、グループ分けしました。
由樹は、玲王たちによれば"天才"と言える程、頭がいいそうなので由樹が双子に勉強を教える。
そして、彼らにはもう一人教えてくれる人が......
「いやー、俺なんかがアイドルの皆さんに教えるなんて、ホント大それたことを...」
私のお父さんです。
高校教師を目指していたのもあるし、それに学生時代は何気に優秀だったとか...。
由樹には、現国と古典を教えてもらわなきゃいけないからね。