【完】SHOOT~あなただけのマネージャー~
「こんくらいで息切らすんなんて、運動が足りねぇな」
バシッと陽斗の背中を叩く。
「いってーっ」
叩かれた背中を押さえる陽斗。
陽斗が、哲さんを連れてきたのかな...。
そのせいで、キスされたんですけど。
ほっぺだけど。
「陽斗、何で連れてきたの?」
あまりにも痛かったのか、涙目になっている。
「だって、哲さんが生物得意だって...」
哲さんが生物得意??!
え、すごーく以外なんですけど...。
あのお酒臭いオヤジが、生物得意なんて......。
お酒臭いオヤジなんて、口が裂けても言えないけどね。
確かめる為に、哲さんに聞いてみる。