【完】SHOOT~あなただけのマネージャー~



色々文句を言っていた玲王も、哲さんの竹刀攻撃は受けたくないみたいで、ずっと静かだった。



凌は妨害することも無く、哲さんの言葉をよく聞いていた。

その日は、1時間の熱血授業を終え、みんな

「ロバートフック、レーウェン、シュワン...」

とつぶやきながら解散した。





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そんな勉強会をやり始めてテスト当日になり、今日は答案用紙を返却される。



この日を待ちに待っていた。



緊張して、心臓バクバク......。




返ってきた答案を見る......。




「やったぁ!! 現国70いってる~!」



75と書かれた点数。



平均点が確か60だったらしいから、平均点越えてるからまぁいいか。



でも、どうせなら8割...。

くやしい。



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