【完】SHOOT~あなただけのマネージャー~
感心していると、杏花をベッドに移動させなさいと指示された。
杏花をベッドに横たわらせる。
すると、楓が氷枕と熱冷まシートを持って来た。
「カゼを引いたら、熱を発散させること」
何も出来なかった俺に、一つ一つ教えてくれた。
杏花が眠り、リビングでテレビをつけた。
楓を椅子に座らせ、ココアを出す。
「ありがとう」
「今日の収録どうなったんだ?」
「プロデューサーに訳を言って、凌の代わり玲王を出させて貰ったの」
玲王は、今日オフだったはず...。
あとで玲王に礼言わなきゃな!
テレビを見ながら、時計を見る。
4時か......。