【完】SHOOT~あなただけのマネージャー~
「あたしパジャマ姿なのにぃ...」と恥ずかしそうに俯いた。
カゼだから仕方無いだろ。
杏花もSHOOTのファンだったな。
「凌が大変そうだったからね」
由樹が優しく言った。
そして、キッチンから楓が出てきた。
「具合はどうかな?」
「あなた...誰?」
杏花が聞く。
「初めまして、SHOOTのマネージャーの楓です」
「へぇ...あなたがマネージャーの...」
俺を見てニヤッと笑う。
そういや杏花に相談したっけ...!!
やばい...、弱味握られた。
「お粥、作ったんだけど食べない??」
「お粥...美味しそう」
テーブルの椅子に座る杏花。