【完】SHOOT~あなただけのマネージャー~
部屋に楓が居ないと、メンバーにどこへ行ったか聞く始末。
これじゃ、ストーカーみてぇじゃん。
壁に手を当て項垂れる。
すると、後ろから肩を叩かれた。
振り向くと。
「玲王、話しがあるんだけど...良い?」
楓が心配そうに覗き込む。
何気に上目遣いじゃん!!
俺を殺す気かよ。
心を落ち着かせて、楓と廊下に出る。
部屋の中じゃ、うるさくて話せないから廊下に移動したんだって。
どんな話なのか、気になり緊張する。
好きな奴の相談とかされたらどうしよう...。
絶対、ヘコむし。
ドキドキしながら、楓の言葉を待つ。