【完】SHOOT~あなただけのマネージャー~
旅行当日になり、たくさん詰め込んだ重い荷物を持つ。
「おーもーいーッ!!」
「そりゃ、こんなに詰め込んだら重いはずだろ」
お父さんがパンパンに詰め込まれた荷物を見て呆れてる。
だって、日常生活で使う物入れてたらこんなになったんだもん......。
事務所の前までお父さんの車で送ってもらった。
「じゃあ、お土産よろしくね~!
あ、あと、璃子に変な虫が付かないように見張っててね!!」
念を押されて「はいはい」と頷く。
めんどくさいけど、頑張るか。
ピンク色のキャリーケースを持って、部屋へと入る。
「あ、ちょ、やめろって陽斗っ!」
「コラっ、陽斗っ!!」
郁斗と凌の声?
もしかして......ケンカ?!