【完】SHOOT~あなただけのマネージャー~
「あのー......」
「楓、遅いっ!!」
「早く泳ごうぜ?」
海パンを履いて、上にパーカーを着ている凌と陽斗。
んぎゃっ?!!
玲王も居るじゃん!!
余計出るに出れないし。
更衣室の入り口で、顔しか覗かせていない私に痺れを切らしたのか
葵がこっちに向かって来る。
こ、来ないでよーー!!
ぐいぐい手を引っ張る葵。
それに耐えようと頑張るが......。
「あっ!!」
葵の力に負けて、蹌踉めいて全身出してしまった。
うひゃぁぁぁぁ(叫び)
もう終わった......。
だって、みんな何も言わないし?
完全に引いてるじゃん?