【完】SHOOT~あなただけのマネージャー~
「アイス、どれにしようか迷っててね? イチゴとバニラ......」
「じゃぁ、俺がバニラ買うから楓がイチゴ買えば良いじゃん?」
「そうだねッ♪」
仲良く買って、葵のバニラを楓が一口食べている。
なんだよ......
仲良い二人を直視出来なくて、唇を噛み締めた。
聞きたくないのに聞こえる声。
「水着、やっぱあれにしといて良かったろ?」
「そんなわけないじゃんっ、第一胸ない......から...」
「え、Cはあんだろ。
着痩せするタイプだったんだな?」
「そういうことを本人の前で言わないのッ!!」
バシバシと叩く楓。
へぇ、あの水着二人で買いに行ったんだ?
そのまま、俺はこの場を離れた。