【完】SHOOT~あなただけのマネージャー~
「バイキングだ! 肉っ、まず肉だろ!」
はしゃいでいる、もう高校生なのに子供みたいな陽斗。
小さな子供の間に入っている。
もう少し大人になれよ...。
すると、目に入った二人。
「並ばないのか?」
「まだ人が多いからね」
相変わらず二人一緒かよ......。
普通に話してるだけかもしれねぇけどさ......。
「何を見て、そんなにイライラしてる訳?」
後ろから声を掛けられる。
「別にイライラしてないから」
振り向かずに答える。
「オーラが凄いよ?」
「煩い、由樹」
しつこいから、振り向いて言った。
バカにしたように笑ってたからそれもムカついた。