【完】SHOOT~あなただけのマネージャー~


―――――――――――――



「おいしかったね♪」



夕食を食べ終え、楓が笑って話しかけた。



嫌いなのに、ムカつくのに



不覚にもドキッとする心。



卑怯だろ...。



「このあとは、各自自由♪ 
寝るもよし、遊ぶもよし」



「また明日な~」と言って手を振る。



「じゃぁ、私たちも部屋に行こっか!」



楓が先に部屋へ向かい、その後ろをついて行く。



カードキーを差し込み、ドアが開く。




「わぁっ、広~いッ!」



部屋の隅から隅まで見回る。


どんだけはしゃいでんだよ......。



仕舞いには、ベッドの上をトランポリンのように跳ねてる。



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