【完】SHOOT~あなただけのマネージャー~
○お化け
【楓side】
静かで冷たい風が頬を擦る。
「来いって!」
「・・・・・・」
「来いよーっ!」
グイグイと引っ張られる腕。
でも、そこから動かない私。
「いーやーだーッ!!」
絶対に動かないもん!!
だって、洞窟でお化け屋敷とかマジ有り得ないから!!
事の始まりは夕食の時に――――。
「なぁッ、さっき聞いたんだけどこの辺に"お化け屋敷"あるらしいぜ!!」
夕食を食べ終え一息ついたときに、興奮した様子で走って来た陽斗。
そんな陽斗にピクッと体が動く。
「お化け屋敷ぃ? どこにあるんだよ~」
面倒臭そうに聞く凌。
「洞窟だよ! 洞窟!!」
まだ興奮しているのか、二度言った。
静かで冷たい風が頬を擦る。
「来いって!」
「・・・・・・」
「来いよーっ!」
グイグイと引っ張られる腕。
でも、そこから動かない私。
「いーやーだーッ!!」
絶対に動かないもん!!
だって、洞窟でお化け屋敷とかマジ有り得ないから!!
事の始まりは夕食の時に――――。
「なぁッ、さっき聞いたんだけどこの辺に"お化け屋敷"あるらしいぜ!!」
夕食を食べ終え一息ついたときに、興奮した様子で走って来た陽斗。
そんな陽斗にピクッと体が動く。
「お化け屋敷ぃ? どこにあるんだよ~」
面倒臭そうに聞く凌。
「洞窟だよ! 洞窟!!」
まだ興奮しているのか、二度言った。