【完】SHOOT~あなただけのマネージャー~
こんなことを考えている間に、入る順番は決まって......。
私たちは一番最後。
「じゃぁ、一番手いきま~すッ!」
超楽しそうな陽斗、面倒臭そうな郁斗、微笑んでいる由樹。
なんか凄い3人だなぁ......。
みんな怖くなさそうだし......。
もし、怖くて泣いちゃったら玲王に馬鹿にされるかな......。
それだけは、絶対にイヤだ!!
陽斗たちが入って10分経った頃。
「ギャーーッ!!」
一際大きな声が響いた。
びっくりしたぁ......。
この声って、陽斗と郁斗の声...?
そんなわけ無いよね。
二人とも恐がりには見えないし。
誰の声だろう......。