【完】SHOOT~あなただけのマネージャー~
「あっ!」
思い出して手を叩く。
「?」
不思議そうに見る玲王。
告白したってことは、私は玲王の彼女ってことなのかな...??
「玲王、私って玲王の彼女なの?」
一応聞いてみる。
「当たり前だろ。イヤか?」
「ううんッ! イヤじゃない!!」
首を振って否定する。
ちょっと恥ずかしかったかな。
......錠に名前書きたいなぁ...。
玲王の服の裾を引っ張っる。
「あの......錠に名前書きたいなぁ......なんて」
控えめに聞いてみる。
見上げると、そこには優しく笑っている玲王が居た。
胸がキュンと鳴る。
「別に、構わないけど?」