【完】SHOOT~あなただけのマネージャー~


―――――――――――――――――――――――――――



「ふわぁ......」


真央と遊んだ翌日にも、朝から仕事が入っていて眠たい重い目をこする。



「朝からデカい欠伸してんな」


この大好きで愛おしい声は......。



「玲王! デカいなんて言わないでよね!!」



後ろに居たなんて気づいていれば、欠伸なんてしなかったのにぃ...。


恥ずかしさで赤くなった。



「ちゃんと寝てんのか?」


心配そうに見る玲王。


キュンとまた鳴った。



「......うん」



「しっかり寝ろよ?」


そう言って、手で私のおでこの髪を分け、キスしようと顔を近づけた。


こっ、此処で??!


誰か来たらどうするのよ!!



< 343 / 412 >

この作品をシェア

pagetop