【完】SHOOT~あなただけのマネージャー~



あと数㎝......。



「何してんの? 二人とも」


直ぐ近くで陽斗が覗き込んでいた。


「っ??!」


バシッ。


「った!!」



「何でもねーよッ!」


恥ずかしさを紛らわす為なのか、玲王は私のおでこにデコピンした。


痛い......。


玲王がキスしようとしてきたんじゃん!!


あ。まだキスしようとしたとは断定できないか......。



「あーあ、楓のデコ赤くなってんじゃん」



痛そうにと眺めている陽斗。


いきなり現れた陽斗も悪いと思うんだけどね。



< 344 / 412 >

この作品をシェア

pagetop