【完】SHOOT~あなただけのマネージャー~
痛さにおでこを押さえながら、部屋へと行く。
「さぁ、みんなも揃ったことで今日の予定を言うね」
SHOOTのメンバー五人の前に立ち、手帳を捲る。
「ちょっと待って」
ドアから社長が入って来た。
いつもはここに来ないから、疑問を感じた。
社長は眉を顰めていた。
「あんたたち、付き合ってる人とか居ないわよね?」
唐突過ぎる質問にみんな唖然となった。
もちろん私も。
付き合ってる人......?
もしかして、バレたのかな??!
驚いて、玲王を見る。
"何も言うな"
と言うように少し首を振った。
うん、と頷く。