【完】SHOOT~あなただけのマネージャー~




授業が終わり、急いで事務所へ行く。




この前行った部屋へ行くと、そこには同じ顔をした2人が口論していた。





「だから、ここはx²+15x+54だって!」




「だから、なんでそーなんだよ?!」





机にノートを広げ、シャーペンを持っている郁斗。



そして、眉を寄せ不機嫌そうな陽斗。




この様子から見ると、




勉強を教えている陽斗だけど、

郁斗の理解力の悪さに苛ついている、のかな?




でも、このまま放っておくとケンカになりそう......。







私は意を決して、話しかけることにした。







< 46 / 412 >

この作品をシェア

pagetop