【完】SHOOT~あなただけのマネージャー~
「勉強のことは聞きたくない...」
郁斗は勉強大の苦手だったね...。
郁斗が私から離れ、代わりに陽斗が来た。
「高校って、中間テスト早いんだな?」
暗い私とは正反対に明るい陽斗。
ま、眩しすぎる。
陽斗の明るさが今は羨ましいよ...。
「楓ちゃんは、苦手な教科とかある?」
「...数学と英語以外全部苦手」
「今回は6教科だから......、厳しいね...」
慰めるように由樹は、ポンポンと私の頭を撫でた。
「教科って何があんの??」
陽斗が問い掛けた。