【完】SHOOT~あなただけのマネージャー~
これで私のテストは問題無い!!
...はずだけど、生物が得意な人が誰か分からないんだよね...。
「生物得意な人って誰だろうね...」
陽斗が自分の顎に手を当てて考える。
「なに難しい顔してんの?」
ドアの方から聞こえる声。
目を向けると、そこには玲王が居た。
問題児玲王...。
玲王は私たちの方に近づき、机の上にあったメモを取る。
「何だよこれ...、勉強か?」
あからさまに嫌そうな顔をする。
教科の名前見ただけで、嫌そうな顔をするんじゃない!
思わず心の中で、ツッコんだ。