【完】アイドルとの秘密な関係!?
「絵梨子ちゃん…」
「マネージャーさん…。なんですか?」
「これ、紫音ずっと大事そうに握り締めてた。意識を失っていても。紫音から絵梨子ちゃんにみたいなんだ」
「紫音から…あたし…に??」
「俺は…外にいるから。」
「はい…」
パタンと閉まるドア。
あたしはリボンをほどいた。
「こ、これ…」
そこにはキラッと光る指輪が…。
あたしはそれを手に取り指にはめた。
涙が止まらない…。
「な…んで?どうして…?」
その指輪はあたしにぴったりだった。
どうして分ったの??
あたし…教えてないよね?
「紫音…なんで?」
ラッピングの中からヒラッと何かが落ちた。
「メッセージカード?」
あたしはそれを拾い上げた。
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