嫌いなあいつは婚約者



その言葉と共に、ウミちゃんの弱った写真と、私の隠し撮り写真がたくさん入っていた。







それを放り出して、公園に向かって走る。






冷や汗が止まらない。








私のせいでウミちゃんがっ!!


そう考えると、泣きたくてたまらない。







一刻でも早く行かなきゃ!!





今、7時30分。
今からだと、45分ぐらいにはつくだろう…。



携帯を閉じると、私は足を奮い立たせて走った。










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