嫌いなあいつは婚約者



そして、パーティー当日。


何故か体にちょうど良いドレスを纏い、家で待機する。

迎えの車が早く来ないかなぁ、と時計を見ると、ちょうど家のチャイムが鳴った。





「あ、来たかも。」



返事をしてドアを開ける。


するとそこには、白いスーツを身に纏った松田が少し恥ずかしそうに立っていた。










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