嫌いなあいつは婚約者



教室に戻るなり、待ち構えていた先生に怒られる。

どうやら、朝のあの教室の騒ぎで私たちが学校に来ていたことはばれていたらしく、サボりの説教を受けた。






みんなの前で怒られているのにも関わらず、私の心は温かく、ニヤニヤしてこっちを見ているクラスメイトたちや文句を言ってくる先生がとても大好きだと思えた。











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