嫌いなあいつは婚約者



「え、あぁ、悪ぃ。」





呆気にとられた。


まさか第一声がこれとか。




顔はクレープで見にくいけど、中々いいんじゃね?







ぼーっと顔を見てると、クレープの存在を思い出した。










「あ、俺のクレープ!!」







俺が落としたのは、目の前の女の顔。







弟たちのは……キョロキョロと探していると、前でビニールを破る音が…









顔を上げると、女がクレープ食ってた。











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