嫌いなあいつは婚約者



もう会わないだろうけど、もう一度会いたい、という気持ち悪いは消えることがなかった。




そして数日後、あたしはまた再会することになる。









あのお兄さんに会ってからのあたしは、あわよくばもう一度会えたら…という気持ちで、この前あのお兄さんと出会った道を歩く。



でも、その日も会うことができずに、もう会うこと自体諦めようかな。と傷心を癒すために行きつけの喫茶店に入った。



そして最初に目に入ったのは、あのお兄さんの後ろ姿だった。











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