嫌いなあいつは婚約者



「も、もう限界!!ユウくん、ウミちゃん、ちょっと休憩しよっ」






「えー。」と口を揃えて言う2人には悪いけど、これ以上は身が持たん!!


後ろから抱き着いてくるユウくんと、私の膝の上に座っているウミちゃんと戯れていたら「ただいまー」と声が聞こえた。






「あ、お兄ちゃん帰ってきた!!」


この子たちのお兄ちゃんってことは、やっぱりそうなわけで…






深い嫌悪感を感じているとき、廊下からくせっ毛の食欲馬鹿が出てきた。











.
< 64 / 335 >

この作品をシェア

pagetop