嫌いなあいつは婚約者
「瑠璃ちゃん、だよね?あたしは学級委員の荒川水菜っていいます。」
「よろしく」と声を書けてきた子は、俗に言う眼鏡っ子。
全体的にふんわりしてるにもかかわらず、顔からは眼鏡によってキリッとした雰囲気を醸し出していた。
「こちらこそ、よろしく!!…瑠璃でいいよ?私も、水菜って呼ぶ。」
それからは、この学校の制度やら移動教室の説明。
そして、そんな事柄を話していくにつれ、だんだん仲良くなって、しまいにはお弁当を一緒に食べる仲にまで発展した。
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