嫌いなあいつは婚約者



「瑠璃ちゃん、だよね?あたしは学級委員の荒川水菜っていいます。」





「よろしく」と声を書けてきた子は、俗に言う眼鏡っ子。


全体的にふんわりしてるにもかかわらず、顔からは眼鏡によってキリッとした雰囲気を醸し出していた。







「こちらこそ、よろしく!!…瑠璃でいいよ?私も、水菜って呼ぶ。」









それからは、この学校の制度やら移動教室の説明。


そして、そんな事柄を話していくにつれ、だんだん仲良くなって、しまいにはお弁当を一緒に食べる仲にまで発展した。











.
< 79 / 335 >

この作品をシェア

pagetop