嫌いなあいつは婚約者




それからは、ウミちゃんとユウくんと遊んで、たまに松田も入ってゲームしたりした。







ストーカーの不安も少し和らいでいた頃、絵美子さんが言ってきた。






「ストーカーのことで…一応、警察には連絡しといたけど、事がおさまるまでうちにいなさい。」



「え!?そんな、迷惑じゃないですかっ!?」




「迷惑だなんてっ!」





「娘が1人増えたみたいで嬉しいわっ」と笑う絵美子さん。




私はお言葉に甘えて、お世話になることにした。










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