嫌いなあいつは婚約者



「お世話になりました!!」




玄関にて、絵美子さんにお辞儀をする。





「お姉ぢゃーんっ、行かないでぇぇえー。」


「俺らともっとあぞぼうよー」





ガシッと引っ付いてくる2人の頭を撫で「いつでも遊びにおいで?」と言うと、ぎゅーっと抱きしめた。









「何もなくても、いつでも、泊まりに来なさいね?
大歓迎だから。」






そういって、私は自宅に戻った。











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